もとねこ日和

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カタナ足回りカスタム:フロント交換作業

カタナのフロント周りをGSX-Rのものに交換していきます。

 

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ステム

GSX-Rのステムのを加工して使うつもりでしたが、ステムシャフトのハンドルロック穴あけに失敗しました。

あけなおそうとしても、あけたい場所が既にあけている穴に近すぎて、ドリルが滑ってしいます。

トップブリッジの加工も大変すぎました。

余計なでっぱり等を金ノコで切り落としてはみましたが、キーシリンダーの収まるくぼみの切削やメーターステーのボルト穴の新設をするのは無理そうでした。

加工は諦め、ユニコーンジャパンのステムを購入しました。

GSX-Rと同じくオフセット35mmフォークスパン205mmです。

 

アクスルシャフトの品番違い

ステムを交換し、フロントフォークを取り付け、ホイールを取り付け、ブレーキを取り付けてみたのですが、何かおかしいです。

ブレーキキャリパーとブレーキディスクの位置が合っておらず、ホイールが回りません。

アクスルシャフトを締めこむと、フロントフォークを突き抜けてしまい、長さが合っていない気がしたので、スズキ純正部品を注文してみました。

届いたものと手持ちのものを比べると、手持ちのものの方が長いです。

メーターギアとセット売りだったので油断していましたが、正立フォークのGV73Aのアクスルシャフトではなかったようです。

パーツリストを見ると、メーターギア、ホイールカラーは共通ですが、倒立フォークになる年式からアクスルシャフトの品番が変わっていました。

写真やイラストだけでは違いが分からなかったです。

 

アクスルシャフト組付け不良

適合するアクスルシャフトを取り付けましたが、またうまくいきません。

メーターギア側はホイール位置は合っているようですが、反対側がうまく合わないです。

パーツリストと見比べても部品は揃っているし、何がダメなのか分かりませんでした。

カラーを作るか?とも思いました。

ステムにフロントフォークを通して締め付けてからホイールを取り付けていたのですが、ボトム側が広がりすぎているのではないかと思いました。

カタナ純正の足回りは、フロントフォークの両側からアクスルシャフトとナットで締め上げる構造になっているので、多少広がっていてもアクスルシャフトを締めこんでいけば自然と位置調整ができるのですが、GSX-Rはフロントフォークのクランプボルトだけで位置調整をする構造です。

ステムのボルトを緩め、ホイールやアクスルシャフト側の位置を決めてクランプボルトを締めてから、ステム側を締めることにしました。

しかし今度はステムにフロントフォークがうまく通りません。

四苦八苦しながらどうにか組み付けることができましたが、歪んでいるのでしょうか。

GSX-Rのサービスマニュアルを持っていないので、組み立ての順番も分かりません。

ただ、上から組んでいくとダメだったので、下から組むしかないと思います。

 

ブレーキ関係

純正と同じように、途中で分岐することにしました。

セパレーターを取り付けるボルト穴が1つしかないため、きっちり固定できません。

ぐらつかないようにきつめにボルトを締め込んではみたが、今後どうなることやら…

車体に組み付ける前に、ステムにセパレーター取り付け用のボルト穴を新造しておいた方がよかったです。

ブレーキフルードをこぼしていたことに気づかず、カウルの塗装が少し剥がれてしまいました。