カタナにダイノジェットのジェットキットを組み込むことにしました。
ジェット交換のついでに軽く清掃しておきます。
ダイノジェットのジェットキットについて
キャブをいじってみたくなったので、ダイノジェットのジェットキットを組み込むことにしました。
キャブ本体ごと替えるようなお金はありません。
ダイノジェットのカタナ用キットには米国仕様(3133)と欧州仕様(e3133)があり、エアクリーナーボックス仕様のメインジェットの番手が違います。
現在の日本仕様は米国仕様の取説を日本語に翻訳しているようです。
以前は欧州仕様を翻訳していたようですが、いつからか変わったようです。
取説を読んでみると、どうやら米国仕様は純正のエアエレメントを使い、欧州仕様はK&Nのエレメントを使うようになっているようです。
私はK&Nのエレメントに交換しているので、欧州仕様を使うことにしました。
海外の通販サイトから個人輸入しましたが、日本仕様を買うよりも安く買えたのでよかったです。
キャブレター取り外し
まずは車体からキャブを取り外す必要がありますが、それが一番面倒くさいです。
まずシートを取り外して、次にサイドカバーを取り外します。
サイドカバーにヒビを発見…。
左側はチョークレバーがあるので、ワイヤーを取り外します。
タンクのフューエルホース2本を取り外して、タンクを車体から取り外します。
このホースが触りにくいところにあるうえに外しづらいです。
タンクを固定するボルトを外して、タンクを少し持ち上げると多少は触りやすくなりますが、安定感がなくなるので注意が必要です。
それからシート固定フックを取り外します。
リアのマスターシリンダーをフレームに固定しているボルトを取り外します。
エアクリーナーボックスをフレームに固定しているボルトを取り外します。
固定バンドを緩めてエアクリーナーボックスを取り外します。
エアチャンバーをフレームに固定しているボルトを取り外します。
インシュレーターバンドのネジを緩めます。
エアチャンバー側は緩めるだけにしておき、エンジン側はバンドを取り外してしまいます。
これでキャブが少しだけ動くようになるので、キャブを車体後方側に押し付け、インシュレーターを抜き取ります。
インシュレーターバンドを付けたままで取り外す人もいるようですが、私には無理そうでした。
外側の2つを取り外した後、内側2つを取り外します。
キャブを多少動かせるようになったとはいえ、すんなり取り外せるわけではなく、変形させながら無理矢理引っこ抜きます。
硬化していたら割れそうです。
インシュレーターを外すのが最大の難関です。
インシュレーターを外した後は、エンジンにゴミが入らないようにウエスを詰めておきました。
キャブをエアチャンバーから引き抜きます。
それから、キャブを車体右側に引き出して、アクセルワイヤーを取り外したら、取り外し完了です。
インシュレーターを取り外すところからが大変で、写真を撮る余裕がありませんでした。
エアクリーナーボックスが邪魔でしょうがないです。
バッテリーを触るのにも、キャブを外すのにも邪魔します。
パワーフィルター仕様にすれば整備性は良くなるでしょうが、パワーフィルターとオイルキャッチタンクを買うのに大金が必要なので、現時点では交換は考えていません。