ジェット交換のついでに軽く掃除します。
分解清掃
手順
チョークワイヤー、フューエルホース、エアベントホースが付いているので、最初に外しておきます。
バタフライバルブはカシメてあるらしいので、取り外さないでおきます。
キャブの連結はネジがきつく締まっていて、ナメそうだったので外すのを諦めました。
フロートチャンバーを取り外します。
紙ガスケットがついていますが、こびりついているわけでもなくすんなり剥がれました。
フロートチャンバーガスケットは新品に交換します。
ドレンボルトを取り外します。
ドレンガスケットは新品に交換します。
フロートを留めているピンを叩いて引き抜きます。
ネジなら楽なのに、面倒な作りです。
フロートの爪が動くと油面の高さが変わるので、触らないように注意します。
ニードルバルブの抑えのネジを外し、ニードルバルブとフロートバルブを取り外します。
フロートバルブフィルタとOリングは新品に交換します。
メインジェットとニードルジェットを取り外します。
ゴムプラグを外して、パイロットジェットを取り外します。
ゴムプラグは新品に交換します。
パイロットエアジェットを取り外します。
ダイヤフラムカバーを開け、スプリングとダイヤフラムを取り出します。
ダイヤフラムは高級品なので、絶対に破らないようにします。
ダイヤフラムからジェットニードルを取り外します。
パイロットスクリューを取り外します。
Oリングは新品に交換します。
バラせるところはある程度バラしたので、キャブクリーナーに浸けて洗浄します。
キャブクリーナーに浸けた後はパーツクリーナー等で掃除します。
外側の1番4番キャブだけ少し磨いておきました。
交換部品
何を交換していいのかよく分からなかったので、ユニコーンジャパンのキャブオーバーホールキットを参考にしました。
ただ、取説付きのためなのか値段が高いので、パーツ構成だけ参考にして純正部品を注文しました。
フロートチャンバーガスケット
パイロットジェットゴムプラグ
ニードルバルブOリング
上記がユニコーンジャパンのセットのものです。
追加で下記のものも交換しました。
ドレンガスケット
パイロットスクリューOリング
ダイノジェットキット取り付け
負圧穴加工
ダイヤフラムの穴をダイノジェットキットの付属のドリルで拡大します。
ボール盤なんてものは持ってないので、もともと穴が開いてるしそれほどズレないだろうということにして、フリーハンドで開けました。
ジェット交換
ダイノジェットのメインジェットとジェットニードルを組み込みます。
K&Nエアクリーナーと社外マフラーに交換しているので、メインジェットは118番にしました。
ジェットニードルは初期設定の3段目にしておきました。
作業終了
後は分解と逆の手順で組み立てて車体に取り付ければ、交換作業は終了です。
外側の1番4番キャブは少し磨いてきれいにしておきました。
キャブの分解は初めてやりましたが、どうにかなりました。
車体から取り外すのがとにかく大変で、キャブの清掃自体はそこまで大変でもありませんでした。
家の中でできるし楽です。