POSHのウルトラヘビーバーエンドを取り付けます。
ユニバーサルタイプ
アンカー式のユニバーサルタイプを購入しましたがカッチリ取り付けられません。
ハンドル内径が約16mmだったので、取説に書いてあるとおりゴムを巻いて径を調整して取り付けたのですが、走るとすぐに緩みます。
フニャフニャするのを我慢して乗っていましたが、走行中に脱落して探すことになってしまいました。
これが走るとすぐ緩むのですが、完全に取り外そうとするとゴムがたわんで引っ掛かるので意外と外れません。
最悪です。
静止している状態で取り付ける前提で、走行することをメーカーは考えていないんじゃないかと思うような出来でした。
観賞用のパーツなのかもしれません。
外見上は付いたように見えるというだけもので、ちゃんと付けられるというものではありませんでした。
ゴムで調整しなくても金属のアンカーがハンドルに直接食い込むのであればちゃんと取り付けられるのかもしれませんが、私の使っているハンドルには合いませんでした。
ボルト止め
ボルト止めにすればネジロック剤も使えて緩みづらいだろうと思ったので、加工することにしました。
純正もボルト止めです。
ハンドル内径が約16mmで、バーエンドはM16、M17の設定があります。
いろいろと調べてみると、タップ加工する時の下穴径がM17は16mm、M16は14.5mmらしいです。
ハンドルにタップを立てて、M17のバーエンドをボルト止めできそうです。
加工
とりあえず一番安かったM17タップを買いました。
タップをハンドルバーに突っ込んでみましたが、まっすぐ入っているのかどうか分りません。
どうやらタップは先、中、上の種類があり、順に使っていくものらしいです。
買ったのは上タップだったようです。
いきなり上タップを使っても素人がうまくできるはずもありません。
M17P1.00のタップは主流のサイズでないからか、あまり売っていない上に値段が高く、あと2本も買うお金はありません。
もっと安上がりな方法を考えます。
ナットをガイドにしてみることにしました。
M17のナットを購入し、それにタップをねじ込みます。
もともとネジが切ってあるので、スッと入るはずです。
ナットをハンドルバーのふちにピッタリとあてがい、ナットが浮かないようにしつつ、タップを回していきます。
タップはナットに垂直に入っていくので、ナットがハンドルから離れなければハンドルにもまっすぐタイプを立てられます。
まっすぐタップを立てることができました。
取り付け後
ネジロック剤を付けてバーエンドを取り付けました。
ネジ止めしたことでバーエンドをキッチリ取り付けることができ、走行中に緩むことはなくなりました。
ユニバーサルタイプという謳い文句を信用したおかげで、余計な手間とお金がかかりました。